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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

   


(原題:Avengers:Infinity War)
2018年/アメリカ
上映時間:149分
監督:アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ
キャスト:ロバート・ダウニー・Jr/クリス・ヘムズワース/マーク・ラファロ/クリス・エヴァンス/スカーレット・ヨハンソン/ドン・チードル/ベネディクト・カンバーバッチ/他

 




 

公開3日目のバルト9は大盛況、見た感じでは95%は埋まっていたように思います。

ついでに言うと観客の3割~4割弱は外国人だった模様で、日本語よりも外国語の方が耳につくような異国の雰囲気になっておりました。

 

さて、言わずと知れたオールスター作品「アベンジャーズ」シリーズの最新作ですが、MCUの作品としては19作目に当たり、ここまでくると初見の人にはさすがに厳しいかもしれませんね。

時間軸としてはオープニングの時点で「マイティ・ソー/バトルロイヤル」の直後からスタートになりますので、最低でもそこらへんの知識は必須かなと思われます。

ちなみに本作は事実上の二部構成の前編という位置づけになるっぽいです。

 

 

さっくりあらすじ

アスガルドが滅亡し、地球へと向かっていたソー達はサノスが率いる軍団に襲撃され、ヘイムダルは最後の力を振り絞りハルクを地球へと送り届けた。

”虹の橋”で転送されたハルクことブルース・バナー博士はドクター・ストレンジの元へ辿り着き、サノスが地球にあるインフィニティ・ストーンを狙っていることを伝える。

未曽有の危機を察知したドクター・ストレンジはトニー・スタークの元を訪れ、共にストーンを守ることを要請するが、スターク自身はアベンジャーズメンバーとの確執もあり消極的な態度を崩さなかった。

そんな中、ニューヨーク上空にドーナツ状の宇宙船が飛来し、サノスの部下との戦闘を余儀なくされ、さらに脅威を感じ取ったピーター・パーカーも駆けつけるのだが、、、

 

 

 

 

 

最強最悪の敵・サノス

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
ようやくアベンジャーズに参戦

 

で、全員集合へ

 

 

 

 

予想以上の展開に

冒頭のシーンから言えることですが、アクションや演出もさることながら、全てにおいて予想を上回る展開になっております。

こりゃすごいよ、たまげたよ。

 

以前からその力の存在を示唆されていた”インフィニティ・ストーン”が物語の中心になるわけですが、その来歴や能力などはイマイチ分かりづらいものであり「何か凄い力を秘めているらしいぞ」程度の予想しかできなかったわけで。

その6つの石がどこから生まれ、どういった力を秘めるのかが明確になっていく過程が非常に分かりやすく、脚本や構成の丁寧さが良く伝わります。

 

ただ明確になった分だけ物語の重さも良く伝わり、雰囲気としてはむしろDCコミックの方が近いかもしれません。

これまた予想以上に救いの無い展開になっていますので、お祭り騒ぎのハッピーエンドを期待すると激しく裏切られることになりますのでご注意を。

 

 

本作でもシリーズの例に漏れず非常に多くのキャラクターが登場し、賑やかに物語を彩ってくれます。

特に異彩を放つのはラスボスとなるサノスの存在で、圧倒的な武力と知性を誇り、アベンジャーズ最強であろうハルクですら容易くK.O.するほどのパワーは圧巻の一言。

極めて冷静な人物であり、格闘技のような技で単純な腕力を捻じ伏せるクレバーさは驚異的なものであり、「危険人物」というよりは「本当にヤバイ人物」といった感じで、歴代のボス達も霞んでしまうほどのインパクトがありますね。

 

さらに言えば彼自身の使命と言うか、運命というか、彼だけが理解できる”宇宙の浄化”という概念もあり、誰にも理解されずとも使命を全うしようとする姿勢には一抹の魅力もあるわけで。

アベンジャーズ側には多くの個性的な人材がいるのに対し、サノスは(部下はいるけれども)孤独な戦いに身を費やしている戦士だとも言え、ある意味では主人公的な風格さえ漂っています。

後半は能力的にチートの嵐なこともあって、今後どう彼を攻略するのかが見当もつかない程に深みのあるキャラクターだと言えるでしょう。

 

 

アベンジャーズ側としては満遍なく割り振っているものの、脚本的に活躍するのはアイアンマン、Dr.ストレンジ、スパイディが中心だと言えます。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々は予想通りコメディ・リリーフ的なポジションだったし、ソーは彼なりの新たな転機を迎える見せ場はあるものの出番自体は多くはなく、ハルクに至っては、、、ねぇ?

 

残念ながらキャップや陛下、ブラック・ウィドウなどの肉弾戦グループは正直厳しい内容で、一般的な重火器や手持ちの武器だけだともう無理がありますよね。

敵も強くなっているが故に、新たな武器を手にできないキャラクター達は少々端っこへと寄せられている印象で、むしろウォーマシンの方が活躍しちゃっている悲しい現実も感じ取れます。

雑魚相手に四苦八苦する姿は現実的というか、能力的な序列は結構ハッキリしていますし、それ故に戦闘力以外での影響力こそが持ち味だったような気もするのですが、そういった描写も特に無く、、

相手が強大過ぎるが故に成す術も無い姿には一抹の寂しさを感じますかね。

 




 

まとめ

大迫力の戦闘シーンにダークな色合いの濃い脚本と、今までのアベンジャーズとは少々異なる空気感と言えるでしょうか。

 

個人の正義の在り方にフォーカスされていた過去作とは異なり、圧倒的な脅威を前に奮闘するような、王道的な作品ではあります。

しかし予想の斜め上をいくキャラクター同士の化学反応や、予想のつかない展開は魅力的なものですし、賛否は分かれそうですがファンならば観て損は無いでしょう。

というか、歴代の作品を観たのであれば必ず観るべきだと断言します。

 

今後の展開も楽しみですし、まだまだ楽しませてくれそうですね。

ぜひ一度ご鑑賞くださいませ。

 

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