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星の王子 ニューヨークへ行く

      2018/04/04

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(原題:Coming to America)

1988年/アメリカ
上映時間:117分
監督:ジョン・ランディス
キャスト:エディ・マーフィー/アーセニオ・ホール/ジェームズ・アール・ジョーンズ/マッジ・シンクレア/シャリ・ヘッドリー/エリク・ラサール

 




 

 

当時大ヒット作を連発していた、まさにドル箱スーパースターのエディ・マーフィー主演のラブコメディ。

今時の子たちにはシュレックのロバ(ドンキー)の中の人と言えば分かるでしょう。

山寺宏一でしょって奴は字幕見ろ、字幕。

 

個人的な意見ではありますが、今でこそウィル・スミスやデンゼル・ワシントンら黒人俳優さん達が多数活躍しているわけですが、音楽界にマイケル・ジャクソンがいたように、大げさでなくエディ・マーフィーの活躍があったからこそ現在の映画界に黒人俳優の活躍の場ができたのだと思っています。

この作品のようにキャストの中心が黒人ばかりという映画が当時はまだ珍しく、まして大ヒット作となると相当に稀有なものでした。

あくまでコメディ映画なので難しく捉える必要はないですが、人種差別というものが無くなることで良いものがたくさん生まれるんだということは覚えておきましょう。

近年は女性関係ばかりが取りざたされるエディですが、性別、年齢、役柄を問わず何でも演じられる本物のカメレオン俳優さんです。

この作品でもその魅力をいかんなく発揮し、王族としての気品や洗練された雰囲気を上手に演じています。

 

 

 

さっくりあらすじ

大自然豊かなアフリカ大陸の小国、ザムンダ王国。

王子のアキームは21歳の誕生日を迎えるも父であるジャファ王の言うことは絶対で、花嫁すら自分で選べない立場だった。

花嫁は自分で選びたいと懸命に訴えるアキーム、結婚前に女遊びがしたいのかと解釈するジャファ王。

王妃の助け舟もあり、世話係のセミとニューヨーク、クイーンズ地区にやってきたアキームはさっそく安アパートを借り花嫁探しを開始するが、なかなかうまくいかない。

そんな中、とある慈善イベントで出会ったリサに一目惚れするアキームだが、、、

 

 

COMING-TO-AMERICAニューヨークのスラムに降り立つ王族

 

thバイト先に押し入る強盗
サミュエル・L・ジャクソン若い!

 

 

 

 

愛のある格差社会

ザムンダ王国のヒエラルキーはすごいんです。

王子が歩けばどこに行くにも侍女たちが花びらをまいたり、歯も勝手に磨いてくれるし入浴中は侍女がち○こまで洗ってくれます。

アラブの王族あたりは本当にやってそうな気もしますが(笑)

あと、とりあえずヒロインのリサを演じるシャーリー・ヘドリーが可愛いです(萌)

 

物語としては、純粋で世間知らずな王子がニューヨークという大都会でドタバタするというもの。

何となく漂う不景気な雰囲気、それを助長する寒そうな景色、そこに降り立つ場違いな王族2人が始める生活はけっこう笑えます。

できれば当時の社会背景や黒人たちの生業など、多少の知識があればより楽しめるものだと思いますし、古き良きニューヨークの街並みも味があって素敵な映像です。

個人的には黒人オーナーがあからさまにマックをパクッて経営しているのがツボでした。

 

なにより王道的ではありますが、人を惹きつけるのは見た目や財産ではなく、優しく人を思いやる心だというのは時代が変わっても不変なものだと教えてくれます。

勤勉であれ、誠実であれ、そんな当たり前のことを再確認するためにも観て損はないでしょう。

 




 

 

まとめ

ベタというか、最近の映画のような際どいブラックジョークや人をバカにするようなジョークとは違って明るいジョークの連発で、観てるこっち側も明るく笑えます。

特に観てほしいのがアキーム役のエディ・マーフィーとセミ役のアーセニオ・ホールの二人、両者とも複数の役を演じていて、一見すると分からないレベルのクォリティを誇っています。

 

単純で面白い映画です。

オススメです、ぜひ一度ご覧くださいませ。

おまけ

理髪店のオヤジが「おい!クンタキンテが来たぞ!!」と叫びますが、クンタキンテは1977年に放映された名作歴史ドラマ「ルーツ」に登場する黒人奴隷の名前です。かなり古い作品ですが、アメリカの歴史上、避けては通れない黒人奴隷をテーマに描いた作品で、当時は社会現象にまで発展したそうな。
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