デッドプール2


(原題:Deadpool 2)
2018年/アメリカ
上映時間:120分
監督:デヴィッド・リーチ
キャスト:ライアン・レイノルズ/ジョシュ・ブローリン/モリーナ・バッカリン/ジュリアン・デニソン/ザジー・ビーツ/T・J・ミラー/レスリー・アガムズ/他

 




 

低予算でR指定ながらも、予想を遥かに超える大ヒットを記録した斬新なヒーロー映画の続編。

前作ではその突飛なユーモアと独特の存在感を示し、初めてデップーの世界観に触れファンになった方も多いのではないでしょうか?

 

本作では無事(?)予算も増え、新キャラも続々と登場。

特にデップーのライバル的なポジションで登場するケーブルを演じるジョシュ・ブローリンにはビックリ!

渋めで深みのある演技には定評があり、目立たずとも確実にキャリアを積み重ねている燻し銀な俳優ですが、まさかこんな映画に参加するなんてね。

 

ついでに今知ったけど「アベンジャーズ」の宿敵・サノスもこの人が演じていたのね、ビックリ!!

 

 

 

 

さっくりあらすじ

自身を不死のミュータントに変えたエイジャックスを倒してから2年、ウェイド(デッドプール)はヒーローとして各地のマフィアと戦いながらも恋人のヴァネッサと幸せに暮らしていた。

以前からウェイドを勧誘していたコロッサスに強引に誘われ、ミュータント児童養護施設「エセックス」で事件を起こした少年・ラッセルを捕まえに行くことに。

火を操り暴れまわるラッセルに対し、X-MEN見習いとしてウェイドが説得すると、エセックスの職員達による虐待の疑惑が浮上。

自身の正義として職員の一人をその場で始末したウェイドだがコロッサスは激怒し、結局はラッセルもウェイドもミュータント収容施設「アイスボックス」へと送られてしまう。

自身の治癒能力を封じられ、進行する癌に苦しむウェイドだったが、そこにラッセルを狙う戦士・ケーブルが未来からやって来るのだが、、、

 

 

 

 

人間不信な少年・ラッセル
彼の怒りが未来では、、?

 

そのラッセルを殺しに来たケーブル
様々な未来アイテムを駆使する

 

ネガソニックの恋人・ユキオ
忽那汐里が可愛い

 

 

 

 

 

デップーの本質

本作で監督を務めたのはスタントマン出身のデヴィッド・リーチ。

ジョン・ウィック」や「アトミック・ブロンド」など近年のアクション映画で監督を務めています。

やはり生身でのアクションスタントに拘りがあるのか、CGを(比較的)多用しない演出に前作との差異を感じます。

 

全体的に観ても分かりやすいメタなギャグを連発していた前作とは異なり、笑いの質が少々マニアックに寄っている印象。

マニアックというかマニア向けというか、分かる人には分かる笑いの数々は人を選びそうですし、その内容もアメリカ人受けしそうなギャグが多かったように思います。

つまりは「デッドプール知らなかったけど前作が面白かったから観てみよう」なノリでいくと置いてけぼりになる可能性も否定できず、映画として楽しむハードルが上がった感じがしますかね。

 

もちろん作品としては十分に面白いですし、好き嫌いはあれど仲間も増え間口が広がった展開は続編としては及第点だと思います。

特に屈指のチート能力を持つ新キャラ・ドミノのアクションは独特の演出で描かれ、また演じるザジー・ビーツの愛らしさ(ドイツ系アメリカ人)もあり、とても魅力的です。

どこかで見た顔だと思ったら「ジオストーム」にも出演していたんですね、まだまだ若いしこれからが楽しみな女優さんです。

 

 

登場人物が増えたことで、逆に脚本をシンプルに絞った選択は賢いチョイスでした。

この手の続編ありきの作品は前作を超えるインパクトを求めがちになることが多いものですが、各々のキャラクターの魅力で勝負したのは非常に良い判断だったと思います。

ただでさえ面白おかしいキャラクターが多いですからね、素材をシンプルに活かすのが一番なんですが、なかなかこういった脚本を選ぶ人も少ないわけで。

一見乱雑でいい加減な作品のようですが、あくまでヒーローものとしては小さな規模に収め、なおかつ入念に練られたプロットには妙な安心感を覚えます(笑)

 

まぁ内容は置いといて結構サプライズな演出&展開も多く、良い意味で予想を裏切るユニークさは一見の価値ありです。

せっかく集めた仲間達もほぼ使えない連中でしたが、まさかの大物俳優や、まさかの期待の若手俳優を惜しみなく投入できる度胸は買いですね。

最高に贅沢な無駄使いですな。

 

また、相変わらずの下品な笑いがあり、(全然泣けないけど)強引な涙ありと、やはり王道的な流れからは逸脱しない内容ではありますが、一部グロめなシーンもありますのでご注意を。

総じて正当なパワーアップではありますが、よりデップー”らしさ”を強調した結果、少々アクが強くなったのは好き嫌いが分かれそうですね。

 




 

まとめ

個人の感想としては正直なところ、前作の方が面白かったというかインパクトがあったというか、、ちょっとハードルを上げ過ぎた感が否めない感じでした。

先述したように笑いの要素がちょいと玄人向けになった印象なので、前作よりかは人を選ぶんじゃないかなと思います。

 

とはいえデップーにハマった人、もともとこーゆーノリが好きな人にはど真ん中で面白いと思います。

まぁ1作目を観たのなら損は無い完成度でしょう。

 

ぜひ一度ご鑑賞くださいませ。


 



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