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EATER

      2017/11/05

eater1990年~1994年
作者:うすね正俊
スーパージャンプ(集英社)
全4巻

 




 

現在「砂ぼうず」を絶賛休み休み連載中。

サイバーパンクとグロ系、武器や兵器の描写で超絶画力を誇る漫画家・うすね正俊氏によるSF漫画です。

独特の感性によるクリーチャーの造型、切れ味鋭く深みのあるストーリー性など、現代の漫画とは一線を画す描写は非常に素晴らしく、何とも言えない中毒性があります。

さっくりあらすじ(ネタバレ)

霊能力者の水野青子は深夜の修行中に2匹の「鬼」を目撃する。

人の魂を喰らう鬼のような異形の生命体(eater)の黒丸とその息子、紅丸は親子でありながらも争い、青子の助力もあり黒丸を倒すものの、後に紅丸は姿を消した。

それから1年、幾谷で別の鬼・火途馬との戦闘中に青子と紅丸は再開。

青子自身が鬼に狙われていることを知り、青子と紅丸は一緒に暮らし始める。

闘いが激化していく中で、”鬼師”と呼ばれる富永は500年もの間眠りについていた戦闘用鬼「信乃」を復活させ紅丸を追う。

富士見町のガスタンク爆発を巻き込み、壮絶な戦いの末に勝利をもぎ取った青子と紅丸。

しかし「平和」と呼ばれた時代の最後の夏は、すぐそこに迫っていた。

 

 

内容が濃い

霊魂のような概念に始まり、重火器や破壊兵器を用いた迫力ある戦闘、そして続きが気になりまくるエンディング。。

とても万人向けとは言えないですが、ハマる人はとことんハマる、スピリチュアルなSFは相当に見応えがあります。

読み進むにつれ、ドンドンとのめり込む緻密なストーリー展開やスピード感と迫力に溢れる戦闘シーン、そして容赦無い残酷な描写など、気が付けば中毒性の高いうすねワールドの虜になるでしょう。

 

作者のうすね正俊は「こち亀」のアシスタント(主に車とバイク担当)をしていたという有名な逸話があります。

とにかくクリーチャーと重火器の造詣が異常に深く、独特ではありますが圧倒的に強烈な画力を誇っているんです。

この辺りのテイストは現在連載中の「砂ぼうず」にも生かされています。

それ故に遅筆で有名な先生でもあるわけですが、でもこのクォリティでポンポン出すのはやはり無理がありますね。。

まとめ

戦争兵器と霊能力を組み合わせる、正にSFな作品。

「ジョジョの奇妙な冒険」のようにクセのある絵柄ではありますが、全4巻と短くスパッと終わる物語です。

一度は読んでほしい作品です。

ぜひ一度ご拝読くださいませ。

 

 

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