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暁星記

      2018/07/25

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暁星記

1999年~2008年
作者:菅原雅雪
モーニング(講談社)
全8巻

 




 

 

かつてモーニングで連載されていたSFミステリー漫画。

遠い未来の技術と原始時代を組み合わせたような独自の世界観が特徴です。

絵柄もまた独特なものであり、特異な世界観も含めて万人向けな内容とは言い難いところですが、深みのあるストーリーと哲学性はのめり込ませるだけの魅力があります。

 

 

 

さっくりあらすじ

スズシロの村の若衆は狩りの途中、シシザルの群れに襲われる。

ヒルコの活躍により撃退するが、その強さに目をつけた精霊は自分の計画にヒルコを利用するため付きまとうことになる。
その後、近場の村の会合に参加するヒルコだが、警備の薄くなったスズシロの村は襲撃を受け壊滅状態に。

死んでしまったスズシロの大爺の魂を探すためヒルコは地獄へと降りることになるが、その一連の行動を遠めに監視する「管理人」の姿があった、、、

 

 

 

主人公・ヒルコ
哀しい運命に生まれ
壮大な宿命を背負う

 

 

 

 

まとめ

稚拙な文章で申し訳ないですが、これでもかなり具体的に書いているつもりです。
でもまぁ、意味分かんないですよね(汗)

というのもこの作品は舞台設定が複雑で物語の根幹を成す上に、専門用語(というか土着の言葉?方言的な)のような独特の表現があり、さらにストーリーは一貫せているものの、最初と最後で展開が大きく異なるという難しい漫画であります。

 

そもそも舞台が金星なんですが、数々の伏線が張り巡らされており、一気に解き明かしたくなる欲求が生まれます。

何故人類が金星に住んでいるのか?

どうやって金星が生活できる星になったのか?

「管理人」とは何者なのか?

等の難解な内容と、スクリーントーンを使わない独特な絵柄もあって所見はとっつきづらいです。

 

しかし見事に回収されて行く伏線や、作中で描かれる金星での生活や複雑な人間の歴史など、まさに宇宙規模の壮大なストーリー展開が魅力的で、グイグイ引き込まれる懐の深い漫画です。

超科学と文学とスピリチュアルが混在するような奇作なので人は選ぶ作品ではありますが、オススメです。
ぜひ一度御覧くださいませ。

 

おまけ

金星は地球に似ているんだそうで"姉妹惑星"とも呼ばれています。
とはいえ、平均気温460℃くらいなので、現実的に(あくまで机上の空論ね)考えると地表に住むのではなく、上層にローティングシティ(ドーム状のコロニーが大気中に浮いてるヤツ)を作るのが最も実現できそうなんだとか。ロマンですなぁ。

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