エアベンダー

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(原題:The Last Airbender)

2010年/アメリカ
上映時間:103分
監督/脚本:M・ナイト・シャラマン
キャスト:ノア・リンガー/デーヴ・パテール/ニコラ・ペルツ/ジャクソン・ラスボーン/ショーン・トーブ/アーシフ・マンドヴィ/クリフ・カーティス/セイチェル・ガブリエル/キャサリン・ホートン/フランシス・ギナン/他

 




 

 

世界の物質の核となる四元素をテーマに描かれる、ファンタジー・アクション大作。

恥ずかしながら公開当時はニートしておりまして、貯蓄を散財しながら昼夜逆転した生活で遊び狂ってました。

夕方に起きる

近所の王将に行く

TSUTAYAに行く

西友のお惣菜をつまみつつ映画&ゲーム

映画館でレイトショーを観に行く

映画&ゲーム

朝方寝る

という真性クズな生活を送っていて、社会不適合者になる一歩手前の日々を送っておりました。

危ない危ない。。

 

ニート生活は決してオススメできませんが、仕事や人間関係がつらくなったら思い切ってみるのも良いもんですよ。

1~2ヶ月くらいなんて人生レベルの夏休みだと思えば大したことじゃありません(筆者は勢い余って6ヶ月)、心も当然ながら休養が必要です。

人生は長いんです

 

 

さて、本国アメリカはもちろんのこと、日本でも「駄作」の烙印を押され、メタメタに叩かれた本作。

アメリカのTVアニメ「アバター・伝説の少年アン」を実写化した作品で、原作アニメはエミー賞(優れたテレビドラマに送られる賞)やアニー賞(アニメのアカデミー賞)を獲得。

対して映画の方は全三部作を予定していたそうですが、大いにコケてしまったため続編の噂は聞こえてきません。

 

ちなみに「アバター・ザ・ラストエアベンダー」という題名になるはずが、2009年にジェームズ・キャメロン監督の大ヒット作「アバター」が公開されたため、泣く泣く題名を変更したそうです。

まぁ、、、仕方ないよね。

 

失礼な言い方ですが、全体的に見たこともない役者さんばかりです。

この手のファンタジー系映画は有名どころの俳優さんが演じるとイマイチなので、個人的には無名な俳優さんの方が楽しめると思っています。

だって先入観が無いからね。

 

CMを見た時点でCGIにお金をつぎ込んだのが見てとれたので、いわゆる”ギャラ”を抑えて映像の方に回したんだろうと考えた筆者。

今時役者のネームバリューに頼らず演出で勝負するなんて、、その心意気や良し!!

と、ニートの分際で偉そうに観に行ったわけなんですが(レイトショーで)

 

 

さっくりあらすじ

火・水・土・気。

それぞれの「エレメント」を有する民族は世界を4つの国に分けていた。

しかし突如として火の国が他国に侵攻を開始し、世界の均衡は崩れ去った。

秩序が崩壊した世界を救い、平和の均衡を保つのは4つのエレメント全てを操ることができる者(アバター)だけだと伝えられている。

火の国の侵攻から100年後のある日、水の国に住む兄妹・カタラとサカは氷に閉じ込められた少年アンと出会う。

アンこそが転生を繰り返し、世界に均衡をもたらす”アバター”だった。

再び世界の平和を取り戻すため、アンと共に旅に出るカタラとサカだったが、、、

 

 

 

 

主人公の少年・アン
世界に均衡をもたらす”アバター”

 

アクションはなかなかの迫力

 

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元のアニメはこんな感じ

 

 

 

 

 

ポテンシャルはあるはず、、

映画評論家や、映画好きなレビュアーから絶大なる支持を集めるM・ナイト・シャラマン監督ですが、個人的には彼の作品が苦手です。

シックスセンス」や「アンブレイカブル」「ヴィレッジ」「レディ・イン・ザ・ウォーター」など数々のヒット作もありますし、実際シャラマン監督作品は全部観ているんですけどね。

何かね、間延びするというか、抑揚が無いというか。。

基本テンションが上がらない作風だと思っております。

映像に深みや味があると評されるのも、イマイチしっくりこないんだよなぁ。。

 

本作も含め、最近だと「アフター・アース」とか「ヴィジット」とか、作品を重ねる毎に評価が右肩下がりになっていく事実も否定できませんし。

少し心配になってしまうと同時に、もともと過剰に評価されてたんじゃないの?的な感覚があるのも事実です。

 

 

で、こう言っといてなんですが、本作は個人的にはけっこう面白かったんです。

全体的に演技がお粗末だし、ツッコミどころや荒い演出なんかもう、本当にたっくさんありましたけどね。

でも決してアイデアは悪くないような、「なんか惜しいなぁーコレ」というのが感想ですね。

 

散々叩かれてる作品だからハードルが下がっちゃったかもしれませんが、決してつまらない映画だとは思いません。

というより恐らく子供向けな作品なので、いい大人が目くじらたててギャンギャン騒ぐのはお門違いですね。

 

CGIにフォーカスし過ぎただけあって映像はそこそこ迫力ありますし、水を使って戦うシーンなんかは幻想的で美しさすら感じました。

マーシャルアーツに魔法?の要素を組み込んだアイデアも面白かったですし、続編があったら観てもいいなぁと思わせるくらいの内容はあったような気がしますよ。

 

 




 

 

まとめ

アジア系の登場人物が多い原作にも関わらず、主要キャストが白人ばかりだったり、力が弱く蹂躙される弱者がアジア系ばかりだったり。

演出面での問題はさすがに感じ取りましたし、実際に人種差別の抗議活動に発展してしまったそうです。

でもこれは監督どうこうよりも、製作のニコロデオン・ムービーズと、配給のパラマウントの方に問題がありそうな気もしますけどね。

 

あまり殺伐とした演出も無いですし、複雑な人種差別も子供にはあまり分からないでしょう。

お子さんと一緒に観る映画としては悪くはないと思います。

ぜひ一度ご鑑賞くださいませ。



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