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真実の行方

      2018/07/20

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(原題:Primal Fear)

1996年/アメリカ
上映時間:130分
監督:グレゴリー・ホブリット
キャスト:リチャード・ギア/エドワード・ノートン/ローラ・リニー/フランシス・マクドーマンド/アルフレ・ウッダード/ジョン・マホーニー

 




 

 

"オランジーナ"のCMの寅さんでお馴染み、若かりしリチャード・ギア主演の、いわゆる法廷サスペンス映画。

しかし彼はカッコいいというか渋いというか、"色男"という表現がぴったりのエロオヤジですよね。

 

そしてこの作品で映画デビューしたエドワード・ノートンは筆者の格付け「四皇」に入る最高の俳優の1人です。

圧倒的な演技力、表現力、存在感で共演者の影を薄くしてしまうトナーのようなお方です。

 

本作では2000人を超えるオーディションの中で抜擢されたわけですが、いきなりゴールデングローブ助演男優賞を獲得、さらにアカデミー賞にもノミネートされるなど、デビュー作にして一気にスターダムを駆け上がったすごい人なんです。

基本的に社会派な作品やシリアスで内容の深い脚本を好む傾向が強く、娯楽的な映画ではあまりお目にかかることはありません。

インクレディブルハルク?何のことかな?

 

 

 

さっくりあらすじ

アメリカ、シカゴの教会にて大司教が指を切り落とされ、目をえぐられ、何十回も刺されるという凄惨な遺体が発見される。

聖歌隊の一員として教会の手伝いをしていたアーロンは逃亡を図るも、第一容疑者として逮捕される。

この一連の事件をTVで見ていた男、野心的な敏腕弁護士マーティンはこの事件の弁護をすれば注目されると踏んでアーロンの弁護を買って出るのだが、、、

 

 

 

 

敏腕弁護士・マーティン

 

容疑者の青年・アーロンの弁護をすることに

 

辟。鬘契convert_20151204120437明るい好青年の影に潜む二面性

 

 

 

 

新星エドワード・ノートン

とにかくエドワード・ノートンの演技、それに尽きます。この人マジで多重人格なんじゃないの!?と心配になるほどの迫真の演技の共演が本当に素晴らしいんです。

気弱で大人しそうな男性かと思えば、どこか節々に感じる不穏な空気。

何をしでかすか分からない不気味さを感じさせる演技は本当に素晴らしく、非常に強い印象を与えます。

 

対するリチャード・ギアもまた素晴らしく、普段はマフィアな人たちの弁護をしているだけあってスジ者のコネがあったり、推定無罪の原則を盾にロジックを語る姿はなかなかに渋くてカッコいいです。

弁護士としての常識は備えているものの、彼の信念はあくまでクライアントを守るのが仕事であって、正義の味方とは言えないところもまた魅力的。

彼が語る「真実は陪審員の頭の中にある=事実よりも印象や無罪のイメージが大事」というセリフはまさに敏腕弁護士という感じ、皮肉にもこの言葉がどんでん返しのキーワードにもなっているわけですが、、

 

そして、マーティンの後輩でマーティンと闘う女性検事ジャネットを演じるローラ・リニーもまた素晴らしい。

勝気で可愛げのない女性ですが、観ているうちにどんどん可愛く見えてくる不思議。

追い詰められても、困難に陥っても歯を食いしばって前を向く彼女の強さはむしろ見習いたいくらいです(笑)

物語としてはカトリック司教の殺害容疑で逮捕された19歳の青年に対し、売名目的で弁護を引き受けた弁護士のお話。

悪徳弁護士、売名、正義、記憶喪失など、様々な思惑が交差する展開は見応えがありますよ。

 




 

 

まとめ

今となってはそんなに珍しくもない定番な法廷サスペンスですが、練りこまれたストーリーを抜群に輝かせる俳優陣。

ただサスペンスものって2回は観ないんだよね。

でも良くできた秀作です。

ぜひ一度ご鑑賞くださいませ。

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