フィフス・エレメント

The Fifth Element
(原題:The Fifth Element)
1997年/フランス/アメリカ
上映時間:126分
監督/脚本:リュック・ベッソン
キャスト:ブルース・ウィリス/ミラ・ジョヴォヴィッチ/ゲイリー・オールドマン/トリッキー/イアン・ホルム/ブライアン・ジェームズ/クリス・タッカー/他

 




 

かつては天才で男前、現在は天才だけどメタボなおっさんになってしまったリュック・ベッソン監督によるSFアクション。

名作「レオン」や「トランスポーター」シリーズなどでお馴染みのベッソン監督ですが、本作は彼が暇つぶしに始めた小説が原作という異色の作品です。

 

本作を作るための資金稼ぎとして作られた「レオン」が大ヒットし、十分な資金で臨んだ本作。

ジャン=ポール・ゴルチエが衣装を担当したり、劇中で喋る宇宙語がリアルに言語として成立していたりと、その近未来感とキャッチーな衣装が話題になったものです。

 

どう見ても枕営業本作でヒロインを演じたミラ・ジョヴォヴィッチの出世作でもあります。

この頃はマジで可愛かった。

マジ天使。

 

 

さっくりあらすじ

1914年、エジプトのピラミッド内で世界を救う存在とされる第5の元素と共に、世界を滅ぼす邪悪な存在が予言されていた。

宇宙からやって来たモンドシャワン人は、その鍵となる4つの石を持ち出していった。

2214年、世界はあらゆる攻撃を吸収する”邪悪な存在”に怯える生活を送っていた。

統一宇宙連邦のリンドバーグ大統領はコーネリアス神父により第5の元素の存在を知り、モンドシャワン人を呼び寄せるも凶悪なマンガロワ人の襲撃を受け全滅してしまう。

唯一回収された腕の組織を復元し、戦士リー・ルーを再生するも彼女は脱走。

高階層の建物から飛び降りたところ、偶然通りかかったタクシー運転手のコーベン・ダラスと出会うのだが、、、

 

 

 

 

milla jovovich fifth elementリー・ルーことミラ様
マジ天使

 

The-Fifth-Element-gary-oldman-1533114-852-480危険な武器商人ゾーグ
コミカルなキャラが面白い

 

fifth_element__diva_danceエイリアン・オペラ歌手
歌は吹き替えでプロが歌ってます

 

 

 

 

「ハイセンス」な一体感

16歳にして原案を書き上げ、当時ベッソン監督が最も作りたかったとされるだけあって”一番リュック・ベッソンらしい”作品かと。

内容はともかく、ゴルチエがデザインした衣装にオペラなど、既存のSFとは一線を画す映像美と音楽は一見の価値価りです。

 

特にエイリアンが歌うオペラのシーン。

筆者は下世話な田舎者なんでオペラなんぞ何の馴染みもないですが、そんな人間でも十二分に感動を味わえる音質・声質・高揚感は何とも素晴らしく、ぜひ静かな環境で体感してほしいものです。

 

空中を走り回る車にネオンが輝く高層ビル群、誰もがイメージする未来の都市は興味深く、目を奪われます。

ミニチュアの食べ物をレンジに入れると数秒で本物が出てくるなど、さりげなくもワクワクさせる表現が多く、ツボをついた未来の演出も個人的には感動しますね。

そんな面白い演出と音楽の一体感はなかなかマネできない独創性に溢れます。

 

 

リールーを演じるミラ・ジョヴォヴィッチは当時19歳。

んもう、、、マジすげぇ可愛い。

裸に包帯を巻きつけただけにしか見えない刺激的な衣装に身を包み、若さをそのままに体当たりで演技をする彼女はマジ天使

あとゴルチエ、グッジョブ!

 

武器商人ゾーグを演じるゲイリー・オールドマンもまた素晴らしい。

「レオン」の悪徳刑事といい、悪人を演じさせたら神レベルのオールドマン氏ですが、本作では悪役兼コメディ要員といったところ。

悪いやつなんだけど天然というか、どこか抜けていて憎めないナイスガイを演じています。

最近では「ハリー・ポッター」シリーズや「ダークナイト」シリーズなど、善人を演じることの多いオールドマン氏ですが、幅広く説得力を持つ演技力は本当に希少なものです。

 

 




 

まとめ

ぶっちゃけアクションはオマケみたいなもんで、この世界観と個性的なキャラクターを楽しむべきかもしれません。

とはいえ「スター・ウォーズ」のようなガチなSF大作をイメージしてはいけません。

どちらかといえばコメディ寄りの作品なので、肩の力を抜いて気楽に観るのが正しいです。

 

世界を救うのは「愛」というちょびっと恥ずかしい内容ですが、アクションも演出も音楽も、エンターテイメントとしては良くできています。

さすがにCGなんかは現在では見劣りするでしょうが、それでもそこそこに楽しめる映画だと思います。

 

ぜひ一度ご鑑賞くださいませ。




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