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ジュラシック・パーク

      2017/09/05


(原題:Jurassic Park)
1993年/アメリカ
上映時間:127分
監督:スティーブン・スピルバーグ
キャスト:サム・ニール/ローラ・ダーン/ジェフ・ゴールドブラム/リチャード・アッテンボロー/マーティン・フェレロ/他

 




 

 

夏はやっぱり恐竜だよね!(意味不明)

SF小説として出版されたのは1990年、その後シリーズ化もされ皆様ご存じの通り、恐竜と生命の進化や倫理などを描いた作品。

ジャンルとしてはモンスター・パニック系で、ある種の哲学風味な味付けではあるものの、作品としてはハラハラドキドキ、至って単純な映画だと思います。

残念なことに本作で描かれる恐竜の姿や生態は、現在(2017年)の最新科学で予想されるものとは異なるんだそうで、そういった意味では正確な科学考証とは遠いのかもしれません。

が、そんな齟齬すら些細なことに思えてしまうほどに完成されたCG技術や、それを生かすアニマトロニクス(生物っぽく仕上げたロボット)は極めて高いリアリティと迫力を生んでおります。

さっくりあらすじ

恐竜の化石の発掘調査を行っていたアラン・グラント博士とエリー、サトラー博士、彼らの元にハモンド財団の創設者ジョン・ハモンドが現れ、コスタリカ沖の孤島への視察同行を依頼してきた。

グラントとサトラーは早速ヘリに乗り孤島に向かうと、そこには数学者イアン・マルカム、ハモンドの顧問弁護士ドナルド・ジェラーロ、そしてハモンドの孫であるレックスとティムもまた招かれていた。

「ジュラシック・パークと名付けられたその施設にハモンドは巨額の私財を投資し、研究者や科学者を集め、クローン技術で産まれた多数の恐竜が闊歩していた。

ハモンドは「島は海の孤島で恐竜は雌しかおらず、高圧電流の柵で囲ってあるため繁殖や脱走の危険は無い」と主張するも、恐竜を人間の力で制御できるのかという疑問にグラントは一抹の不安を覚える。

コンピューター制御された車に乗り一行は園内の見学に出かけるが、島の西120㎞地点に大型の暴風雨が発生、ツアーは延期することになる。

そして本土へ帰る船の最終便の時間が近づく中、システムエンジニアのネドリーは研究所へと忍び込み、恐竜の胚を盗むのだが、、、

 

 

 

コスタリカ沖の孤島へと向かう面々

 

大富豪・ハモンドが夢見た恐竜の世界

 

でもこんなことに、、

 

 

 

人間の驕り

「太古に存在した大型生物をテーマにした動物園は安全なのか?」が物語全体、というかシリーズ全体を通しての背景になっております。

未知の生物を前にした高揚感、それに伴う無責任な人間の行動がパニックの原因であり、どこをどう見ても”人災”にしか見えないんですよね。

そういう視点で見れば極めて現実的というか、管理する人間のミスで取り返しのつかない事態を招いてしまうのは歴史的にも多々あることですし、妙なリアリティを醸し出します。

 

初めて観た時は「恐竜すげぇ!でけぇ!動いてる!」だけで大きく感動したものですが、一応責任ある大人になった現在では「身勝手な発想や行動は大きな責任を伴うんだぞ」と考えさせられる視点になってしまいますね(苦笑)

そういう意味では大人から子供まで楽しめる素晴らしい作品とも言えますかね?

 

作品としては脚本・構成・映像・演出と、どれを取っても完成度の高い素晴らしい映画だと思います。

ストーリーの流れの巧みさに加え恐怖を煽る演出の妙、そして満を持して登場する恐竜の迫力、どれもこれも素晴らしく、ドキドキワクワクが止まらない夢のある作品ですな。

広大な大地を闊歩する大型恐竜のダイナミックさ、所狭しと動き回る小型恐竜の躍動感、この映像は今現在でも色褪せず感動を呼ぶものです。

 

ついでに雄大な大自然を背景に流されるテーマ曲も非常に印象深く、冒険前のワクワク感をくすぐりますね。

さすがはスピルバーグ監督と言ったところでしょうか。

当時から更に進化した考古学ではツッコミどころが満載なようですが、そんな杞憂をかき消すほどの映像美は今なお面白いものです。




 

 

まとめ

太古の情報を未知の映像技術で描いたような、最高峰のエンターテイメントのひとつと言えます。

雄大な島の美しさ、目まぐるしくスリリングな展開、そして恐ろしくも美しい恐竜の存在、娯楽作品としては完璧に近い完成度は色あせることの無い「普及の名作」として相応しい作品です。

超がつくほどに有名な作品なので今さらオススメするまでもありませんが、未見の方は観ておくべき映画です。

ぜひ一度ご鑑賞くださいませ。

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