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デイ・アフター・トゥモロー

      2017/08/25

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(原題:The Day After Tomorrow)

2004年/アメリカ
上映時間:124分
監督/脚本:ローランド・エメリッヒ
キャスト:デニス・クエイド/ジェイク・ギレンホール/エミー・ロッサム/イアン・ホルム/セーラ・ウォード/タムリン・トミタ/J・O・サンダース/ダッシュ・ミホク/オースティン・ニコルズ/アージェイ・スミス/他

 




 

 

急に寒くなりましたねぇ。

東京は雪で通勤ラッシュが壊滅したようですが、皆様は大丈夫でしたか?

雪が降って思い出したので今日は寒い映画のご紹介、ただオススメはしませんよ

 

「ユニバーサル・ソルジャー」や「スターゲイト」や「インディペンデンス・デイ」、あと失敗した方の「GODZILLA」(興行収入的には成功)など、SFを中心にエンターテイメント性の強い作品を好むローランド・エメリッヒ監督による自然系パニック大作です。

あくまで超個人的な話ですが、どうもエメリッヒ監督の作品は相性が悪いというか、、数々の映画の製作に関わるエメリッヒ監督ですが、筆者が面白いと感じた作品は「ユニバーサル・ソルジャー」と「パトリオット」だけなんです。

でもすごい実績を残しているわけで、まぁ筆者の方がズレているんでしょう。

 

地球温暖化を緻密に計算した内容をもとに、当時最高のVFXを駆使したダイナミックさと臨場感は話題を呼び世界中で大ヒット、最終的には500億ドルを超える興行収入を記録しました。。マジで?

よく耳にする地球の温暖化ですが、実際のところ深刻に気にしてる人っていますかね?

「私はCO2を出さない生活をしています!!」なんて立派なお方、少なくとも僕は会ったことがありません。

というよりCO2を垂れ流しているのは先進国ばかりなんでしょうし、先進国の日本やアメリカに住んでいる人たちも少なからず遠い未来よりも直近の自分の生活の方がよっぽど重大なんだと思います。

いつか海面が上昇して日本が沈む心配をするより、明日の仕事の心配をするのは当たり前ですもん。

 

話が逸れましたが、とにかく温暖化が引き起こす氷河期とはどんなものなのか?

あくまで計算上の話でありながらも、「こんなんなったらやべー」と思わせる迫力ある自然の驚異が満載です。

とはいえ深刻な問題として捉えている感じでもなく、あくまで娯楽作品を感じさせる雰囲気に終始するあたりがエメリッヒ監督の持ち味なのでしょう。

どっちつかずで個人的にはやや否定的に捉えてしまいましたが。

さっくりあらすじ

地球温暖化の影響で南極の氷が溶け始め、気象学者のジャックは海流の変化が異常気象や氷河期を引き起こす原因になり得ると政府に訴えるも副大統領には相手にされなかった。

しかし数日後から実際に異常気象が発生し、ジャックの息子サムが滞在しているニューヨークは豪雨と津波に見舞われ連絡が途絶えてしまう。

目に前に迫る未曾有の災害の中、ジャックはサムを助けるために一面が凍ってしまった世界を歩き、ニューヨークに向かうのだが、、、

 

 

day-after-tomorrow-walk_convert_20160119103909一面に広がる氷の世界

自然の驚異と小さな話

物語の前半は迫力ある災害の恐ろしさが中心で温暖化の原因を撒き散らし、便利なものに頼りきって生活している先進国から崩壊していく姿を描きます。

こぞって途上国に逃げていくという演出は何とも皮肉なお話で少しは考えさせられるところがありますね。

 

が、そっから先は災害から逃げる高校生グループとそれを助けに行くお父ちゃんのお話に切り替わり、大きな舞台設定なのにテーマがちっちゃ!!と思ってしまいました。

災害パニックを描きたいのか、親子の愛情を描きたいのか、どっちつかずで分かりづらいんです。

 

父ちゃんも息子もすごく頭が良い設定なのにイマイチ要領を得ない印象。

特に父ちゃんは権威ある学者さんなはずなのに事態を予測しただけで実際何にもしてないし、事態の収拾そっちのけで歩いて息子のところに行きます!!って学者としての合理的な判断やモラル的な判断も微妙な気がしません?

せっかく素晴らしい演出で恐ろしい災害の説得力を説いたところなのに、肝心のドラマの部分の説得力が薄いなぁと。

 

さらに言えばどえらい数の人間が溺死や凍死したのを散々見せられた後で、いち家族が再会したくらいじゃ感動の帳尻が合わないでしょ。

死んでいった人たちが親子の感動シーンの小道具みたいに見えてきちゃって、命の重さの差を感じずにはいられませんでした。

勝手な印象ですが優れた映像技術でこーゆーの作ってみたかったんでしょうね、ドラマ部分は超適当ですもん。

 

筆者はまさにニューヨークの映画館で本作を観たわけですが、後ろに座ってた黒人青年グループが「I can't Believe I paid for this Shit!」(※非常に悪い言葉遣いです、金出して損したわー的な意味ね)って騒いでたのが一番の思い出です(笑)




 

 

まとめ

映像が古くなっても面白い作品なんてたくさんあります。

逆に本作は映像と反比例して内容が薄くなっていく残念な例です。

とまぁ文句は言いましたが、将来的に僕らが引き起こすかもしれない自然の驚異は観て損は無いと思います。

映画として面白いかどうかはすごく微妙なところですが、これを機に僕らは地球に生かされている存在だと思い出すと共に、自然災害を防ぐために何ができるのかを一瞬考えて見る良い機会になると思います。

オススメはしません。

良かったら一度ご鑑賞くださいませ。

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