L.A.ノワール


2011年
(PS3/Xbox360/Windows)
2017年
(PS4/Xbox One/Switch)
発売:Rockstar Games(アメリカ)
開発:Team Bondi(オーストラリア)

 




 

一応サービス業経営者なので毎年ギリギリまで働いているもので、大晦日も何だかんだで忙しく過ごしております。

嫁さんを実家へと見送り、31日夜~元旦にかけては30年来の友人宅で過ごし、昼過ぎに帰宅~2日の昼までだけが1年を通じて、誰にも気を使わないで良いスーパー・フリータイムとなっております。

この約24時間をいかに充実して過ごすのかが毎年の課題と言っても過言ではなく、大好きな映画・ゲーム・漫画で埋め尽くし、ガチで一睡もせずに嫁さんの実家へと挨拶に赴くわけです。

 

で、年末商戦に便乗して何かゲームを購入し、瞬きすら忘れるほどに没頭することが毎年の数少ない楽しみになっているわけで(病気)

それまでにサンタさん(嫁)が買ってくれた「アサシンクリード・オリジンズ」を終わらせなきゃなんだけれども、終わるかなぁ。。

 

 

さっくりあらすじ(とシステム面)

舞台は1947年のロサンゼルス。

元軍人のロス市警が犯罪を追いかけ、交通課や殺人課などへと異動して事件を推理・解決していくというもの。

事件の数だけエピソードがあるので詳細は省きますが、至って単純な事件から複雑でミステリアスなものまで、非常に魅力的な物語となっております。

 

要は「箱庭で刑事になろう!」という感じのゲームではありますが、フィルム・ノワール(哀愁漂う犯罪映画)を模したというだけあって、レトロで味のある世界観や渋めな雰囲気に浸ることを楽しむ作品だと言えます。

何故ならば事件発生→事件の説明→事件現場に向かう→現場検証→容疑者・関係者の尋問という一連の流れを余すことなくプレイできるからです。

映像の完成度もあいまって、まるで自分自身が映画のワンシーンに登場しているかのような錯覚を起こし、没入感がハンパないんですよね。

ちなみに遺体や現場検証のシーンはかなりグロめな仕上がりであり、18禁となってますのでご了承くださいませ。

 

操作性は総じて良いとは言えませんが、そこはご愛敬。

何より目玉となる”尋問”は極めて斬新で先進的であり、これだけでもひとつのゲームができるんじゃないかと思うくらい。

むしろ願わくば「超リアル版・逆転裁判」とか作ってくれたら買うんだけどな。

 

あらゆる角度からのカメラ撮影で俳優の顔をスキャンし、映像として”表情”を作り上げた発想はお見事の一言です。

ただリアル過ぎるが故に、難易度も高いのが難点でもありますが。。

ついでに尋問を間違えてもゲーム自体は進んでいき、後半の整合性が分かりづらいあたりに批判が集まったそうな。

さじ加減て難しいよね。

 




 

まとめ

実はPS3で一度プレイしていたことがあるんですが、「こりゃすげぇ!」という印象はあるものの具体的なプレイ記憶がハッキリと思い出せず、年始の「今年のゲーム」に選んだわけで。

いい歳こいてこんなにゲームに熱中して良いのかという不安は胸にしまい、健やかに1年を生きていきたいと思います。

ぜひ一度ご遊戯くださいませ。



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