2017年・期待の映画(2月~3月)

毎日寒いですな。

筆者は寒いの全然平気なもんで、実際に寒さが身に染みるほど困っていないですが。

先日やっとこさ「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を観に行きましたが、新たに数々の予告がやっておりまして、いくつか面白そうな作品があったのでピックアップしときます。

 

 




 

LUPIN THE ⅢRD/血煙の石川五ェ門

 

峰不二子、次元大介に続く石川五ェ門にスポットを当てたスピンオフ作品第三弾。

4週間限定での劇場公開らしいのでご注意ください。

若き用心棒・石川五ェ門が守る組長が命を落とし、裏切り者の汚名を着せられながらも実行犯の影を追うといったお話。

 

最近はコナン君とかのコラボでキラキラなルパン一味のヴィジュアルがとても気に入らず、避けていた「ルパン」シリーズでしたが、本作で描かれるキャラクターはどれも渋くてカッコいいです。

やっぱりルパンはハードボイルドじゃなくっちゃね。

 

2月4日(土)公開。

 

 

 

 

サバイバルファミリー

「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」など、奇抜なアイデアで楽しい物語を描くことに長ける矢口史靖監督作品の最新作。

矢口監督オリジナルの脚本であり、電気が無くなり文明の利器が使えなくなった世界で生き抜く家族の物語。

世の中にあるあらゆるものが電気で動いている世の中で、笑いあり、涙ありの描写は一見の価値ありでしょう。

見た目が綺麗でも川の水は飲んだらいけません。

 

 

2月11日(土)公開。

 

 

 

セル

ザ・セル」じゃないよ。

モダン・ホラー小説の第一人者スティーブン・キング原作、本作では脚本も担当したゾンビ・ホラー映画。

携帯電話を通じた電波により、理性を失い凶暴化した人々から逃れようとする男性の物語。

 

キング氏が関わるとコケるみたいなジンクスがある模様ですが、出演する俳優に注目。

”奇妙”という表現がピッタリの個性派ベテラン俳優ジョン・キューザック、これまたアクの強い鬼才サミュエル・L・ジャクソン、「エスター」で若年ながらとんでもない狂気を見せたイザベル・ファーマンと、どれも一癖ある特異なキャスティングです。

観たこと無いから知らんけど「パラノーマル・アクティビティ2」のトッド・ウィリアムズが監督を務めています。

 

 

2月17日(金)公開。

 

 

 

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

何でしょう、この素敵なフレーズ。

「ゾディアック」「プリンス・オブ・ペルシャ」など、幅広く豊かな演技力を誇るジェイク・ギレンホール、「ヴィンセントが教えてくれたこと」で新境地を開拓したナオミ・ワッツが送るヒューマン・ドラマ作品です。

何不自由なく順風満帆な生活を送っていた銀行員が、妻を亡くしたことをきっかけに苦悩し、前を向く物語。

 

ちなみに原題は「Demolition(破壊)」となっており、大事なものを失ったにも関わらず感情的になれない男が、文字通り身の回りにあるものをぶっ壊し再起を図るというもの。

非常に繊細な映画です。

 

 

2月18日(土)公開。

 

 

 

ラ・ラ・ランド

ゴールデン・グローブ賞、トロント国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭などで極めて高い評価を受けている注目の映画です。

アカデミー賞3部門で受賞した「セッション」で監督・脚本を務めた期待の新鋭デミアン・チャゼルが今回も監督・脚本を兼任し、各映画人や著名な俳優から絶賛されています。

 

ミュージカル映画というものは興行的に振るわないことが多いジャンルでありながら、昨今の派手な映画に負けないほどのポテンシャルを秘めています。

もう予告を観るだけで「あ、こりゃ面白いだろうな」と感じさせる説得力がありますね。

「ラブ・アゲイン」でも共演したライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの演技にも注目です。

 

 

ススメです。

2月24日(金)公開。

 

 

 

素晴らしきかな、人生

プラダを着た悪魔」のデヴィッド・フランケル監督による「どん底人生の乗り越え方」を描いた作品。

オスカー常連の豪華なキャスティングが話題を呼び、アカデミー賞最有力とも評されております。

ニューヨークで広告代理店として成功を収めていた男が最愛の人を失い、喪失感に打ちのめされていたところに三人の舞台俳優が現れ、悲しみを乗り越える物語。

 

ウィル・スミスを筆頭にヘレン・ミレン、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ケイト・ウィンスレットと、誰もが見たことのある俳優ばかり。

さらに一流のハイブランドを中心に取り揃えたファッション性、新たにオープンしたばかりのホイットニー美術館に隣接するレストランでのロケなど、なんというかお洒落です。

非常に豪華な製作陣で作られたヒューマン・ドラマは上半期の目玉のひとつになるかもしれません。

 

 

オススメです。

2月25日(土)公開。

 

 

 

クリミナル/二人の記憶を持つ男

すっかりいぶし銀な俳優になったケヴィン・コスナー主演のスパイ・アクション映画。

「デッド・プール」ですっかり有名になったライアン・レイノルズに加え、名俳優ゲイリー・オールドマン、名俳優トミー・リー・ジョーンズに天使の美貌を誇るガル・ガドットと、こちらの作品も贅沢なキャスティングとなっております。

極秘任務中に死亡したCIAエージェントの記憶を移植された死刑囚の物語。

 

非道な悪人だった男が他人の記憶の影響を受け、徐々に内面に変化が現れるという難しそうな演技をこなしたケヴィン・コスナーに注目です。

 

 

2月25日(土)公開。

 

 

 

アサシン・クリード

個人的に好きだったアクションゲームの実写化作品なので、オススメしてるわけじゃないです。

”エデンの果実”と呼ばれる秘宝を巡り、人類の支配を目論むテンプル騎士団と、人間の自由意思を尊重するアサシン教団との戦いを描いた物語。

 

パルクールさながらのスタイリッシュなアクションや、深い世界設定などが評価され大ヒットしたゲームですが、恐らく映画もまんまそんな感じなんでしょう。

原作を知らない人が興味を持つ映画ではないと思いますが、気が向いたらどうぞ。

つまらなくはない、、、と思います。

 

 

3月3日(金)公開。

 

 

 

モアナと伝説の海

説明不要、ディズニーが新たに送る感動のファンタジー映画。

どこかサモアを感じさせる南の島を舞台に、”海”と運命的な絆で結ばれた少女の物語です。

 

この海や水の再現度がすごいっすね、マジで超キレイ。

そしてキャラクターの造形がまた個性的で可愛らしく、それらが迫力十分に動き回る映像は本当に素晴らしいの一言。

30半ばのおっさんがディズニー映画観たい!とか言うのもどーかと思いますが、これは押さえておきたい作品です。

 

 

3月10日(金)公開。

 

 

 

ボヤージュ・オブ・タイム

「シン・レッド・ライン」のテレンス・マリック監督が40年を費やして製作したというドキュメンタリー映画。

こちらはオススメってわけではないんですが、これまた気になる作品ではあります。

 

宇宙の誕生や生命の歩みといった”神秘”を解きほぐし、多種多様に渡る不可思議な映像表現を以って体感するという異色の映画です。

革新的な映像と宇宙の足跡はぜひとも観てみたいところです。

 

 

3月10日(金)公開。

 

 

 

キングコング/髑髏島の巨神


説明不要ですね、またまたキングコングです。

前回のリメイクが2005年、もう10年以上経つんですね。

本作ではキングコングの起源に迫るということで、神話の中にだけ存在すると思われていた楽園にて、派遣された人間が”自然”に挑むと言う物語。

 

マイティ・ソー」シリーズでロキを演じたトム・ヒドルストン主演、「ルーム」でオスカー女優に輝いたブリー・ラーソンにサミュエル・L・ジャクソンなど、豪華なキャスティング。

さらに「GODZILLA」の撮影スタッフが参加するなど、迫力ある映像が期待できそうです。

 

 

3月25日(土)公開。

 

 

 




 

まとめ

いやぁ、今年は頭から映画が豊作な年になりそうですね。

本当はもういくつか気になる映画もあるんですが、記事が間に合わなさそうなのでこの辺で。

では皆さま、劇場でお会いしましょう。

 

 

 



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