(英題:The Witcher3:Wild Hunt)
2015年:ポーランド
PC/PS4/Xbox One
オープンワールドARPG
はい、皆さん明けましておめでとうございます。
年末は多忙の極みでして、ブログの更新どころか映画もゲームもできない極限環境でしたよ。。
しかし明けて2017年!早いものでもう仕事が再開する時期ですね、休みも終わってみればマジであっという間ですなぁ。
で、せめて31日と1日(筆者が年間で完全休暇を取れる日)だけは引きこもりたいということで、年末にふさわしいゲームを探していたところ、お眼鏡にかなったのが本作。
2015年のゲーム・オブ・ザ・イヤー受賞など、前々から噂を聞いていたものの、骨太なストーリーや十分すぎるほどに濃い内容など、とても平常時では手が出なかった作品でもあります。
世界観としては完全に中世ファンタジーな世界、「指輪物語」的なイメージで大体合ってます。
主人公のゲラルトは老練なウィッチャー(怪物退治の専門家)として、かつての恋人と養女を探しに旅に出るのが大まかな舞台背景となっております。
そこに絡むは膨大な量のサイドクエスト、それに伴う世界情勢や人間関係の変化、、こりゃすげぇよマジで。
よくあるマルチエンディングな話では無く、取り返しのつかない決断の連続は僕らが送る「人生」そのもの。
善悪では測りきれない決断の結果、良くも悪くも色々な感情を背負わされている感は深いドラマ性があり、これほど感情移入させられるゲームはなかなかありません。
主人公にきちんとしたキャラクター性を持たせつつも、全ての行動はプレイヤーが決めると言う自由度はありそうでなかったかもなぁ。。
そこに重く、影のある重厚なストーリーが乗っかるともう、、下手な映画よりもよっぽど面白いエンターテイメントですよ。
ただ、一応3作目ということで、元のお話が分からないとやや敷居が高いかもしれません。
そのあたりは当然ある程度気を使って情報が詰め込んであるんですけど、人によっては不満になるところかな?
性的な描写やグロめな表現が多く、良く言えば硬派な、悪く言えばライトユーザーが不快に感じる演出も多いです。
というかアクションシステムも含め、完全にライトユーザーを突き放す内容と言っても差し支えないでしょう。
あとは歳のせいか、アクションが年々苦手になってます(泣)
まぁ下手くそ。
何度も死んで体で覚えて、徐々に強敵を打ち負かすのは楽しいんですけど、横で見てる嫁はんはモヤモヤするそうです(苦笑)
でもソーシャルゲームが普及し尽くした昨今で、これだけのエンターテイメントを経験できることはもはや希少であり、ヌルゲーに辟易していた筆者から見れば最高のゲームですけどね。
FF15はあまりやる気しないし、いよいよ国産ゲームとお別れする時が近いのかもしれません。。寂しいなぁ。
何かしんみりしてしまいましたが、皆様今年も「俺の映画が観れんのか」をよろしくお願いいたします。