ベスト・バディ


(原題:Just Getting Started)
2017年/アメリカ
上映時間:92分
監督:ロン・シェルトン
キャスト:モーガン・フリーマン/トミー・リー・ジョーンズ/レネ・ルッソ/ジョー・パントリアーノ/グレン・へドリー/他

-Warning-

本日の「観れんのか!!」は
オススメ記事ではありません。

素敵な映画をお探しの方は
他の記事を参照ください。

 




 

老人ホーム風な高級リゾートで巻き起こる、様々な事件を描いたコメディ・ドラマ。

 

文句無しの名俳優であるモーガン・フリーマン。

ボス星人こと個性派俳優のトミー・リー・ジョーンズ。

そして数々のヒット作を陰で支える名女優のレネ・ルッソ。

 

非常に高い演技力を誇り、実績も十分なキャスティングをしておきながら、これほどの凡作を作れるというのはある意味で凄いことだと思います。

抑揚が無く、起承転結が無い作品がどれだけ退屈なものなのか。

映像で仕事をしている人は、一度は観た方が良い映画なのかもしれません。

 

 

 

さっくりあらすじ

仕事をリタイアした男女が余生を満喫するための高級ヴィラリゾートで、支配人を務めるデュークは毎日を自由気ままに楽しく過ごしている。

しかし、新たにやって来た謎の男・レオと、ヴィラを管理する本社から経理の監査が入ったことにより、楽園の生活に暗雲が立ち込める。

人に言えない大きな秘密を抱えるデュークは、己の完璧な生活を守るために奮闘するのだが、、、

 

 

 

 

ヴィラのボスとして
日々を満喫するデューク

 

そこへやって来た謎の男
素性のハッキリしないレオ

 

そんな2人と出会ったスージー
違う世界では王妃だった

 

 

 

 

つまんねぇ

良い素材を水だけで煮込んだような感じで、出汁は取れてるけど味がしない、そんな印象です。

むしろモーガン・フリーマンとトミー・リー・ジョーンズという、2大名俳優を起用しておきながら、よくこんなもん作れたなという感じ。

かなり序盤から違和感はあったものの、やはり2大名俳優の顔に免じて我慢をしたせいで余計に退屈に感じましたよね。

マジで。

 

要は高級リゾート地で遊びに女性に謳歌している老人が、とある理由から自分の地位と安全を脅かされ、生意気な新入りと張り合う内に意気投合していくというお話。

これだけ見ると、そこまで退屈なお話ではなさそうなんですけどね。

素朴で地味めな脚本なのは否めませんが、そんな些細な魅力をかき消す演出や構成の方に問題があるのかなと。

 

特に笑えない下ネタの数々は極めて粗悪なもの。

ヴィラを管理するデュークも、新入りのレオも、彼らに発情している脂ぎった女性たちも、全員キモいんですよ。

年老いた紳士淑女の恋路に意見するのもなんですが、自分の親くらい(10代なら祖父母くらい)のジジババが猛烈なセックスアピールをするのは視覚的にキツいよね。

 

割とダイレクトな下ネタで笑わせるのは最近のコメディのトレンドだとは思いますが、笑いの中に品が無いと不快なだけなんですよ。

下品なものは面白いんですが、品が無いものはつまらない、この微妙な線引きができていないのが最大のミステイクと言って良いと思います。

中盤を過ぎれば物語としてのオチも大体つかめますし、特別何かの捻りがあるでもないですし。

ドラマ性もギャグもスベってるともうね、本当に何も面白くない。

 

唯一の見どころはレネ・ルッソの美貌と、モーガン・フリーマンとトミー・リー・ジョーンズの卓越した演技くらいです。

いかなる作品のいかなる役であれ、本当に「その人」に見えてくる奥深さと説得力。

善人も悪人も、天才も阿呆も、器用に演じ分けられる技術は本当に素晴らしいもので、誰もが見習うべき熟練の技ですな。

 

 




 

 

まとめ

本当にね、演者以外に褒めるところの見当たらない、何とも言えない作品です。

駄作とまでは言いませんが、脚本・構成・演出と、どれを取っても及第点には遠く及ばず、製作陣の力量不足がよく分かります。

名俳優に敬意を払い駄作とは言いませんが、とてもオススメできるような映画ではありません。

何か他の映画を観ましょう。

 

 

 



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