(原題:Keeping up with the Joneses)
2016年/アメリカ
上映時間:105分
監督:グレッグ・モットーラ
キャスト:ザック・ガリフィアナキス/アイラ・フィッシャー/ジョン・ハム/ガル・ガドット/パットン・オズワルト/他
閑静な住宅街に住む夫婦が、引っ越してきた隣人のトラブルに巻き込まれるアクション・コメディ。
ちなみに日本ではビデオスルー(劇場未公開)となっております。
「ハングオーバー!」でお馴染み、今や確固たるコメディアンの地位を築いたザック・ガリフィアナキス。
「ウェディング・クラッシャーズ」など、数々の映画で存在感を放つアイラ・フィッシャー。
「ベイビー・ドライバー」での怪演技が記憶に新しいイケメンおじさんジョン・ハム。
そして「ワンダーウーマン」こと、イスラエルの至宝(言い過ぎ)ガル・ガドットと。
主要人物が4名だけでありながらも、実に個性的で味わい深い、なかなかの良作だと思います。
さっくりあらすじ
郊外の住宅街に住むジェフとカレンのギャフニー夫婦だが、隣の家にティムとナタリーのジョーンズ夫婦が引っ越してきた。
ジェフが新たな隣人を歓迎する一方で、カレンは完璧すぎるジョーンズ夫婦に違和感を覚え、何か不審なものを感じ取る。
そしてティムからもらったガラス細工に仕込まれた盗聴器を発見し、彼らがスパイではないかと疑いの目を向けるのだが、、、
航空宇宙防衛会社で働くジェフ
人事部なので研究内容は分からない
隣の家に越してきたジョーンズ夫妻
誰もが憧れるような完璧夫婦
何か違和感を感じたカレン
ナタリーの尾行を始めるが、、
女神
「マンマ・ミーア!」のアマンダ・セイフリッド」が天使であるとすれば、本作のガル・ガドットは女神だと改めて気付かされます(意味不明)
何気なく観た映画だけに、想像以上のサービスカットを届けてくれたグレッグ・モットーラ監督に感謝の意を表します(キモい)
今さら語るまでも無いガル・ガドットの美しさですが、しなやかで筋肉質なスレンダーバディに、美しくも可愛らしい小さなお顔。
これがもう可愛いのなんの、同じ人間とはおもえませんよ、マジで。
まぁ筆者は嫁が1番好きですけどね(どうでも良い)
物語としてはもうそのまま、怪しい隣人が引っ越してきたと思ったらスパイだったと、特に捻りのない展開ではあります。
シンプルな構成ではありますが、やはり主要4人の魅力というか、それぞれの持ち味が見事に噛み合い、良質なコメディとして完成しています。
特にザック・ガリフィアナキスは「ハングオーバー!」のイメージが強かっただけに、天然で誠実な男性というオーソドックスな演技力は意外な発見でしたね。
やはりコメディアン上がりの俳優は演技力が素晴らしいもので、素朴な中年サラリーマンとしての存在感が抜群ですね。
良く言えば純粋、悪く言えば空気の読めない絶妙な演技感が秀逸です。
対する妻・カレンを演じるアイラ・フィッシャーも実に素朴で可愛らしく、好奇心旺盛な妻として、本作随一のトリックスターとして大活躍。
決して美形とまでは言えないビジュアルではありますが、醸し出されるキュートさ、そしてドレスを着た時のバスト感は必見です(最低)
そしてマイルドな魅力を放つジョン・ハムもまた素敵。
知的で冷静、高身長でセクシーな魅力が実に印象的で、こういうオヤジになりたいと憧れさえ覚えます。
「ベイビードライバー」の鬼気迫る演技とはまた異なる、穏やかで抜けた雰囲気もサマになりますね。
そしてそして、改めてガル・ガドットが超絶美人。
この飛び抜けたプロポーションといい、ツンデレな態度といい、はにかんだ笑顔といい、なんなんだよコイツ。
ドレスを着ても革ジャンを着てもサマになる姿は素直にカッコいいものですし、何より本作で披露される下着姿はマジで悶絶もの。
もう美しすぎてエロさは感じませんが、一流の彫刻のような美しさは一見の価値ありです。
あとはコメディなりにアクションも良くできていて、結構見応えがあります。
緩急の使い方が上手いというか、緊張する場面を弛緩させるようなユーモアが多く、緩やかで心地よい笑いの質が印象的です。
ついでに、スパイならではの悩みなども親近感が湧いて面白かったっすよ。
まとめ
至って普通に面白い、初心者向けな良質コメディですね。
キャストの質に反して小粒な作品だとは思いますが、良くまとまった完成度があります。
見ていて心地よいザック・ガリフィアナキスの天然っぷりと、ガル・ガドットの人間離れした美しさを堪能して欲しい映画です。
ぜひ一度ご鑑賞くださいませ。