気が付けばもう師走、、歳を取るほどに一年が速くなるとは言うものの、全くもってその通りでございます。
振り返れば今年もあまり映画館へと足を運べず、レンタルビデオを深夜に鑑賞する毎日でした。
さらに若年アルツハイマーの疑いが濃厚なので(ガチで)昨日観た映画は記憶もおぼろげに、古い映画ほど鮮明に思い出す始末で、ブログも自然と古めな作品が多くなってますね。
年末は多忙の極みになるので映画もゲームも漫画も控えめにならざるを得ませんが、せめてブログ更新だけは続けられるように頑張ります。
で、来る2017年の映画の公開予定です。
ダーティ・グランパ
名俳優ロバート・デ・ニーロと、かつてのアイドル俳優ザック・エフロンが織りなすバディ・コメディ。
一週間後に結婚式を控えた生真面目な弁護士・ジェイソンは突然の祖母の訃報を受け、妻を亡くし意気消沈している祖父・ディックと共に傷心旅行へと出かける物語。
ここだけ切り抜くと良い話なんですが、予告を観て分かる通り、かなりはっちゃけたコメディとなっております。
マフィア・殺し屋・頑固親父など、いかなる役も器用に演じ分けるデ・ニーロ氏も今回はかなり体当たりな演技を披露、破天荒なエロ親父へと変貌を遂げています。
対して生真面目でどこか抜けているジェイソンを演じるザックもまた得意とする歌や踊り、そしてビルドアップした肉体を披露し、こちらも注目です。
1月6日(金)公開予定。
NERVE
程度の差はあれど、SNSやインターネットを通してお金を稼ぐということはもはや当たり前の時代ですが、それに対しての警鐘を鳴らすインターネット・スリラー。
高校生のヴィーナスはカリフォルニア芸術大学に合格するものの、学費を捻出することができず、オンライン上の参加型ゲームを通して報酬を得ようとする物語。
ウォッチャー(指示を出す側)と、プレイヤー(実行する側)に分かれ、難易度に応じて報酬が発生するという大規模な王様ゲームを地でいくわけですが、大勢だと節度を忘れるのが人間の悪いところ。
”自己責任”と”モラル”の間で揺れ動く恐怖や危険性を描く作品であり、正に今時な映画と言えるでしょう。
若干ノリが「カイジ」っぽいので、そういった作品が好きであれば面白いかもしれません。
1月6日(金)公開予定。
アンダーワールド・ブラッドウォーズ
初代「アンダーワールド」に始まり、「アンダーワールド2/エボリューション」「アンダーワールド/ビギンズ」「アンダーワールド/覚醒」と、人気があるはずなのに微妙に知名度の低いスタイリッシュ・アクション作品の続編。
長老殺しの罪を問われ逃亡の日々を送るセリーンだが、強力なライカン(狼男)の猛攻により劣勢に立たされていたヴァンパイア族と共に再び戦う決意をする物語。
まぁシリーズものなので予習が必要な作品ではあります。
筆者は2作目までしか観ていないですが、普通に結構面白いですよ。
官能的なレザースーツに身を包むケイト・ベッキンセイルの美しさと、迫力あるスタイリッシュアクションを楽しみましょう。
1月7日(土)公開予定。
天使にショパンの歌声を
ショパンやモーツァルトなどの高尚な音楽とは縁の無い筆者ですが、個人的に気になるカナダの映画。
音楽教育に力を入れていたかつての名門校だが、採算の合わない音楽学校が廃校の危機に陥り、校長であるオーギュスティーヌは問題児であり天才ピアニストでもある姪のアリスに音楽の素晴らしさを教え、尚且つ音楽の力で世論に訴えようとする物語。
ショパン・モーツァルト・ベートーヴェン・ヴィヴァルディといった著名な音楽家の曲が映画を彩り、カナダの有名な女性映画監督であるレア・プール監督が描く”女性の強さ”はなかなか惹かれるものがあります。
1月14日(土)公開予定。
トッド・ソロンズの子犬物語
当たり障りの無い日常や、人々の生活にに潜む”狂気”を強烈に描くトッド・ソロンズ監督の最新作。
様々な家庭にたらい回しに飼われ、アメリカ中を彷徨うダックスフントの子犬と、それにまつわる人間たちのお話。
トッド監督は派手な演出や表現は少ないものの、扱うテーマに色々と問題がある監督として有名なお方で、それ故に世界各国どこに行っても非常に少数の劇場でしか上映されず、日本での知名度は低いものと思われます。
しかし数少ないまっとうな映画祭である「サンダンス映画祭」でグランプリ受賞歴もあるだけに、かなりの手腕を持っていると思って良いと思います。
個人的には「フランシス・ハ」に出演した女優、グレタ・ガーウィグに注目。
1月14日(土)公開予定。
ザ・コンサルタント
最近バットマンを演じたせいか、久しぶりにアクション俳優として返り咲いたベン・アフレック主演のサスペンス・アクション映画。
大企業の財務調査業務に取り組んでいた冴えない会計士・ウルフは突然仕事の打ち切りを告げられた挙句に命まで狙われる羽目になるものの、実はウルフは裏社会に君臨する凄腕の殺し屋だったというお話。
「イントゥ・ザ・ウッズ」や「ピッチ・パーフェクト」のアナ・ケンドリック、「JUNO」や「セッション」のJ・K・シモンズら実力派の俳優を起用するなど、従来のアクションとは一味違う内容になりそうです。
1月21日(土)公開予定。
新宿スワン2
ご存じ人気コミックの実写化の続編、前作は結構売れたんすね。
良いか悪いかは別にして、映画に対し独自の毒気を持っていた園子温監督ですが、「TOKYO TRIBE」あたりから”普通”の娯楽映画に傾倒している感じがしますね。
まぁ大人の事情というか、、これだけ派手に俳優をかき集めてコケたら目も当てられませんが、、、
原作漫画がお好きな方、前作が面白かった方には鉄板で面白いでしょう。
最近は若手草食系俳優を中心にくだらない甘ったるい青春恋愛映画ばかりなので、次世代を担う俳優たちによるハードボイルドな展開は見応えもあるかもしれません。
1月21日(土)公開予定。
まとめ
いかん、新年の映画が豊富すぎて全然足りん(汗)
そのうち追記します。