もう1月も終わりですよ。
正月も過ぎ去れば一瞬の出来事で、何だったらもう2週間くらい休みが欲しいのですが現実は大変ですな。
さて、若者の映画離れという言葉が聞こえるようになり、随分と時が経ちました。
その理由なんていくらでも挙がりますよね。
スマホ(ゲームやYoutube)の普及。
新作公開からレンタル&地上波放送までの期間短縮
料金が高く感じることや、閉鎖的な館内の嫌悪感。
さらには「映画の上映時間が長すぎる」なんて意見まで出ているそうな。
その一方で映画の興行収入は微妙に右肩上がりを続けており、成長を続けているコンテンツであることも数字が語っております。
つまりは、映画を楽しむのはおじさん&おばさん以上の世代とも言えるんでしょうし、ある程度の歳や人生経験を重ねた人達の娯楽だとも言えるわけですな。
若い世代は楽しめる物事が多岐に渡るのは羨ましいと感じる反面、映画って面白いんだよと伝えたい気持ちもありますね。
面白い映画、ためになる映画、考えさせられる映画、そして娯楽エンタメ映画。
映画は人生を豊かにするエッセンスです。
というわけで、2月の新作のご紹介です。
メリー・ポピンズ リターンズ
1964年に公開され、アカデミー賞5部門で受賞したディズニーの名作「メリー・ポピンズ」の続編となるファンタジー・ドラマ。
ウォルト・ディズニー本人が強く望んだヒロインが、実に55年ぶりにスクリーンに帰って来るわけですな。
実に感慨深い。
大恐慌時代のロンドンで、金銭的に追い詰められた一家に現れた魔法使いの物語。
何せ60年代の映画ですし、恥ずかしながら有名な傘のシーンは知っていても、実際に観たことはないんですよ。
これを機に予習してみようと思います。
2月1日(金)公開。
フロントランナー
「グレイテスト・ショーマン」や「X-Men」シリーズなど、数々の映画で活躍するヒュー・ジャックマン主演のノンフィクション・ドラマ。
実際に大統領候補とまで言われた政治家ののスキャンダルが描かれます。
まぁ現在のアメリカを見てればよく分かりますが、アメリカ合衆国の大統領になるという重責と、建前と本音、そして根回しとスキャンダルは本当に実在するわけですな。
これは日本も同じでしょうが、さすがに日本の映画界がこの手の作品を製作することはないでしょうね。
”ジョン・F・ケネディの再来”と称された上院議員ゲイリー・ハートの脚光と失脚を描いた物語。
「JUNO」や「セッション」を手掛けたジェイソン・ライトマンが監督を務めたことにも注目です。
2月1日(金)公開。
アクアマン
公開される毎に明るかったり暗かったりと作風が変わり、どうにも要領の掴みづらいDCユニバースの最新作。
「ジャスティス・リーグ」にも登場したアクアマンがいよいよピンでデビューします。
個人的には微妙な感じなんですが、ジェームズ・ワンが監督を務めたということで一抹の期待を胸に、観に行くつもりです。
人間として育てられた海底王国・アトランティスの末裔が、人間サイドとして地上に侵略し始めたアトランティスと戦う物語。
今や世界トップクラスの悪女として名を馳せたアンバー・ハードにも注目です。
2月8日(金)公開。
ファースト・マン
「ラ・ラ・ランド」で監督を務めたデイミアン・チャゼル&主演のライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだノンフィクション・ドラマ。
「ラ・ラ・ランド」は正直微妙だったから、そこはどうでもいいんだけどさ。
かの有名な宇宙飛行士ニール・アームストロングの半生を描いた伝記的作品ですな。
未だに人が月で歩いたって信じ難いもんね、それが1969年の話なんだから尚更信じられないよねえ。
人類初の月面着陸を目指すアームストロングと、共に難題に挑む乗組員やNASA職員を描いた物語。
事実に基づく作品だしね、宇宙系の映画好きなので観に行きたいなぁ。
2月8日(金)公開。
ザ・カニバル・クラブ
カニバル=人食をテーマにしたサスペンス・ホラー。
まぁ人は選びますよね、えぇ分かってますよ。
こういう猟奇的なやつが大好物とか言うと皆ドン引きするよね、分かってるよ。
この手の禁忌の作品は大体あまり面白くないんですけどね、それでも惹かれてしまう猟奇的な魅力がありますよね。
人肉を至高のグルメとして楽しむ集団の秘密を知った夫婦が、命を狙われる物語。
何ともオススメしづらいジャンルの作品ではありますが、個人的にセンサーが反応しているので要チェックですな。
わざわざ映画館で観なくても良い気がしますが。
2月15日(金)公開。
タンク・ソルジャー
重戦車KV-1
第二次世界大戦にて、世界最強のドイツ戦車に戦いを挑んだソ連軍の姿を描いた戦争アクション・ドラマ。
いやね、ティーガーといえば「フューリー」が凄く面白かったもので、どうも戦車の戦いというのは不謹慎ながら魅力的に思えてしまうんですよ。
ちなみに実話が元になっているんだそうな。
ナチスドイツとソ連軍が戦う前線にて、指揮官と4人の戦車兵がオンボロの戦車で戦場へと向かう物語。
予告を観る限りではそそられるものがありますね、面白そうですよ。
2月15日(金)公開。
アリータ バトル・エンジェル
これ随分前から予告やってたよね。
ジェームズ・キャメロンが長きに渡り熱望したらしい日本のコミック「銃夢」を実写化したSFアクション。
「シン・シティ」のロバート・ロドリゲスが監督を務め、名俳優クリストフ・ワルツやジェニファー・コネリーがキャスティングされるなど、相当な力の入れようですな。
大作と言って良いのではないでしょうか。
ゴミの山から発見されたサイボーグの少女が、自身に秘められた力に苦悩する物語。
予告を観過ぎて逆に興味を失っていたところなので、個人的には様子見です。
2月22日(金)公開。
THE GUILTY ギルティ
当ブログでは毎度お馴染み、サンダンス映画祭で注目を浴びたデンマーク発のサスペンス。
88分という短い映画ながら、電話越しの音や声だけで事件を解決するという異色の作品ですな。
本作が長編映画デビューとなったグスタフ監督は視覚情報を得られず、十人十色の犯人像をイメージさせるというユニークな発想で撮影に臨んだそうな。
緊急通報指令室のオペレーターを務める元警官が、誘拐されている女性からの通報から手掛かりを探る物語。
これはダークホースになるかもよ。
2月22日(金)公開。
まとめ
いかがでしょうか?
話題作が続々と登場する中で、結構とんがった作品も見受けられますね。
個人的には「ファーストマン」と「ギルティ」は確定として、「タンク・ソルジャー」と「アリータ」も抑えとこうかなと。
ちなみに最近はバルト9よりもゴジラのTOHOシネマズを利用することが増えてます。
でもスナック売り場は現金のレジ増やしてくんないかね?
では皆様、劇場でお会いしましょう。